聞こえているのに内容がわからないストレスを解消。
主人も自分用に一台ほしいとお気に入りに!
前島 様
普段からソースネクストの製品に関心をもっていただき、メルマガを受信されていた前島裕美子さん。聴覚障がい(感音性難聴)があるうえに、加齢性難聴も加わって言葉が聞き取りづらいご主人のためにと、メルマガで「ポケトークmimi」を知ってすぐに購入されました。実際に手にされたポケトークmimiについてどのように感じておられるのか、リモートインタビューにてお話をうかがいました。
筆談で意思疎通していた主人とのコミュニケーションが飛躍的に円滑に!
──ポケトークmimiをご購入された経緯を教えてください。
主人に聴覚障がいがあるのですが、加齢性難聴も進んでいまして音としては聞こえるので話しかけられていることはわかるものの、何を言われているのかがわからないようになってきていました。「あ」なのか「さ」なのか「か」なのか区別がつかないようで会話が成り立たず、何回も聞き直すのが嫌だと言うので家の中では磁器ボード(簡易筆談器)に書いて渡していたのですが、メルマガで「ポケトークmimi」を知って、「こんなのあるんだ!」とさっそく購入しました。
──ご主人さまの年齢はおいくつなのでしょう?
81歳です。昔はもう少し聞き取れていたのですが、もうずいぶん前から加齢性難聴も入ってきていました。こちらも言い直すのにストレスがかかってしまって、だんだん「もういい」となってしまっていたので、「それじゃまずいな」と筆談で意思疎通をするようになりました。けれど、なにせ筆談だといちいち書き直さないといけない手間があります。それでポケトークmimiに飛びついたんです!
──実際に製品が届いてみて、使用感はいかがでしたか?
小さくて扱いやすいし、すぐに使えました。でも、電源を切ってしまうと起動するのに長押しが必要ですよね。会話をすぐに文字にしたいのに、それが30秒くらいかかるのでもう少し時間が短縮できないものかと正直いらいらしました(笑)。ですが、実は毎回電源を切らずに、スリープにしておけばいいんですね。スリープ機能を設定すれば昼間はつけっぱなしで、夜、寝る前に充電しておけばいということに気づいてからは快適に利用できています。それから、私は生まれが岡山なんです。もう東京の方が長いので、方言はめったに使わないのですが、方言を拾ってくれるときもあって「さすが!」と思いました(笑)。きちんと標準語で話さないと拾ってくれないときもときどきありますが、AIが学習していくのですよね? それならどんどん使って、慣れてもらおうかなと思っています!
──ハンズフリー・モード(2021年6月29日よりアップデート提供中)も気になっておられるそうですね。
ポケトークmimiの次に、据え置き型の「タブレットmimi」が発売されましたよね? ポケトークmimiの小ささもいいのですが押しながら話さないといけないですよね。据え置き型ならボタンを押さなくてもいいと聞いて、自分と会話している相手の声が置いておくだけで両方文字になるなら、使う場面によってはずいぶん助かるので、「もう一台買っちゃおうか」と主人と話し合っていました。それが、ポケトークmimiでもアップデートでハンズフリー・モードを使えるようになると聞いて、「わあ、それは朗報! 」とメルマガの通知を楽しみに待っています!※
筆談での診察を行っている耳鼻科の先生にお勧めしたい
──ほかにお気づきのことはありましたか?
英語や中国語にも対応しているということだったので、「ポケトーク」のように翻訳してくれるのかなと思っていたのですが、そこは違うのですね(笑)。英語や中国語で話せば、文字にしてくれるということで。でも、英語の勉強にも役立つんじゃないかなと思っています。英語で話してみると、ポケトークmimiが正しく認識してくれないときがあるので、私の発音がだめなんだなとわかって反省材料になっています。
──家庭内以外でポケトークmimiを活用されることはありますか?
まだこれからなのですが、主人に持たせようかと思っています。主人が病院へ診察を受けに行く際は、お医者さまの言うことが聞き取れないので重要な場面は私が付き添っているんです。それが、ポケトークmimiがあれば一人で行けるかなと思っています。小さいですし、持って出かけるのにも問題はないので。主人もぜんぜん嫌がることはなく、「書いて渡すよりも楽だから自分用にも一台ほしい」とどんとこいという感じです(笑)。声は聞こえているのに何を言っているのかがわからないのがすごくストレスになっていたようで、「これはいいのが出た」と言っていますよ。
──耳鼻科は加齢性難聴の方の受診も多いですよね。
主人が若いときから難聴気味だったので、なんでも一番に情報が入ればいいなと思って以前は私も耳鼻科に勤めていたんです。新型コロナウイルス感染症の拡大もあって2020年5月で退職させていただきましたが、耳鼻科の先生は難聴患者さんを診察する際、看護助手の方にメモを取らせながら筆談で進めていきます。そんな場面では、据え置き型のタブレットmimiを置いておくと役立ちそうです。メモを書いて渡してっていうのは診察の時間が伸びてしまいますので、「こんないいのがありますよ」とお勧めしたいですね。